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内田康夫夫人であり、作家・エッセイストでもある早坂真紀の随想を不定期でお届け致します。

日本語は難しい。

2016.6.27 Mon

数字は1、2,3,4,5,6,7……を、イチ、ニ、サン、シ、ゴ、ロク、シチ……と数える。
それが人数を数えるときは、一般的にヒ人(人という字をトリと読んだり、タリと読んだり)、フ人、サン人、ヨ人……と読み方が変わる。
そして個数を数えるときは、イッ個、ニ個、サン個、ヨン個……、ナナ個。
冊数のときだって数字の読み方が変わって、イッ冊……、ヨン冊……、ナナ冊、ハッ冊だなんて、その度に数字の読み方が変わるなんて……。
英語だったらoneはoneでしょう?
日本で生まれ育った者は、この数字の読み方は自然に口から出るだろうけど、外国人の身になったら、さぞかし難儀なことだろう。
そもそも漢字だって1つ(この場合の『1』は『ヒト』と読むのか! 面倒だな)の漢字に、いろいろな読み方があるのだから困ってしまう。
バカな頭で考えだしたら頭はヘロヘロだ。しかし日本の言葉は世界一難しいと聞く。その難しい言葉を難なく使っているということは、私はそれほどバカではないかも?……。
でも今どきの日本語はうまく使えないから、やっぱりバカかも……。

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