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内田康夫夫人であり、作家・エッセイストでもある早坂真紀の随想を不定期でお届け致します。

免許更新

2019.9.17 Tue

半年ほど前に運転免許証更新の案内が来た。認知機能検査を受けてから、改めて実技試験を受けなくてはならない。
2013年の更新の時は実技だけだった(それ以前は警察署に行って手続きをするだけ)。その時はたまたま夫と更新年が同じで、同じ11月生まれの二人は、一緒に近くの自動車教習所に行った。
あのとき夫が先に運転実技の講習を受け、私は後部座席に座って監視。次に私が運転席で夫が後部座席……と、ヒイキはなく厳正にチェックしていても、たぶん教官は緊張していたかも。勿論二人とも無事にパス。
そして三年後(ウルウル……)。
夫は闘病中でもう運転は無理。免許を更新して間もなく、二人で和歌山へドライブして翌年発病。あんなに車と運転が好きだったのに新しい免許証は2年後に返納して、免許更新の場に私は1人。
このときは午前中に認知機能の試験があり、午後に実技講習を受けた。この日は知らない人を監視して、知らない人に監視された。そしてまた3年経った。
近年高齢者による自動車事故が多く、認知機能検査がきびしくなって、この検査の結果を判断して、実技は別の日に受けることになった。そのために時間がかかり、予約殺到で免許証の有効日までに試験を受けられない人が多数いるとか。私は慌てて申し込んだ。
先日、私と同い年の友人が認知機能検査で満点に近い点数だったという噂を聞き、クソーッ!という思いと、私はダメだ!という思いに揺れていた。
言い訳としては、私は夫がいなくなってボケーッとしていた時間が長くて、脳の退化を自分でも認めていたから。
でもよかった。友人よりは点数は低かったけれど、90点台はキープしていたけど、前回よりは少し低かった。でもまあこんなもんか!しかし、友人にはこの点数は報告しない。
11月に実技の予約を入れたが、安全運転!安全運転!いくら機能検査の点数がよくても、運転がパーフェクトとは限らないから(これも言い訳)。

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