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内田康夫夫人であり、作家・エッセイストでもある早坂真紀の随想を不定期でお届け致します。

親の顔

2020.7.29 Wed

GO TOトラベルのせいで、4連休の間に、軽井沢に居ながらにして全国の車のナンバーを見ることができた。
我が家から「浅見光彦記念館」まで車で10分ほどの距離だけど、その間にチラッ! チラッ! と横目でチェックすると、沖縄・鹿児島を始めとして中国・四国・関西・中部・関東そして東北・北海道等々、日本全国の車のナンバープレートのオンパレードだった。そして時々、見慣れた長野ナンバーが……。まァ数珠つなぎで凄かった。
そして知り合いの喫茶店のオーナーが「若者が9人、マスクもしないで入って来たのですよ。そしてコロナ対策で開けてある窓を締めてくれって」もちろん断ったそうだ。
しかし若者のみんながみんなじゃないけれど、あんな若者がウイルスをまき散らしているんだろうな。
そう言えば東京でタクシーに乗ったとき(前に書いた……か?)、運転手さんが言っていた。「若者がマスクもしないで乗ってきて、座席に反っくり返って座って、大きな声でケータイでしゃべり始めて、それは怖いですよ。乗車拒否もできないし」と。運転手さんだって感染に怯えているのだ。
「まったく! どんな教育をされてきたのか、親の顔が見たい」と話していたのだが……って、いま『親の顔が見たい』という言葉、それは差別用語なのだろうか。もしそうだったら、運転手さんとの会話は読まなかったことにして下さい。
『親の顔……』って、その親の顔も、またその親の責任なんだなって、その親の顔もまたその親の責任なんだ……、きりがないけど。
連休が終わってテレビで見ると、旧軽井沢の通りも凄い人出だったらしいし、スーパーマーケットも凄かったって。
1週間後の長野県の、コロナ感染者数の発表がちょっと怖い。

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