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内田康夫夫人であり、作家・エッセイストでもある早坂真紀の随想を不定期でお届け致します。

楽しかった

2018.8.6 Mon

「浅見光彦 友の会」交流会
昨日はティーサロン「軽井沢の芽衣」を借り切って、久しぶりのイベントだった。
朝9時45分にスタートだけど、9時からテレビで高校野球の入場行進がある。始球式は松井秀喜さんだそうで、夫が存命だったら、「なんでこんな日にイベントをやるんだよォ!」と文句タラタラに決まっている。ギリギリまでテレビの前から離れず、それでも後ろ髪を引かれつつ遅刻はしないで照れながら、「よォ!」なんて顔を見せていたことだろう。
私にとっても何となく心弾むイベントだった。どんな顔が集まるのか楽しみに早めに家を出た。いつもなら夫に「遅れないでね」なんて言っていたのにと、ちょっと後ろをふりむいていた。
その時の我が家の気温は23℃、町の気温は25℃と表示されている。これぞ軽井沢だ。
集まった会員さんは顔なじみや久しぶりの顔、初めての顔、そしてうれしいことに今回は男性が多く、16才というフレッシュさんがいた。いや! 他のかたが古びているということではない。一番古びているのは私だから。
内田康夫の思い出や一番好きな作品など、グループ別に点数を競うのだけど、審判員(私)がいい加減なヤツで、私を褒めたチームに加点をしたり、たくさんの笑いありのひとときだった。
記念館に流れてまた思い出話になり、本人がいないことをいいことに言いたい放題(私が)。それでまた大笑いになっていた。どんな「言いたい放題」だったかは、その場にいた人だけの……って、私はおしゃべりだから、普段からかなりしゃべっていることかも。
15時過ぎに家に帰ったのだけど、町の気温は30℃になっていた。
みんなで夫のことをおしゃべりしたせいか、昨夜は久しぶりに夫の夢を見た。
ほうれん草を切っているそばに夫が立っている。私が「お家に帰りたいの?」と聞くと、「うん!」って。私、軽井沢につれて帰っているはずなのにな。
軽井沢の最低気温は21.5℃だった。

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