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内田康夫夫人であり、作家・エッセイストでもある早坂真紀の随想を不定期でお届け致します。

年の終わりに

2020.12.31 Thu

2020年も終わる。何だか変てこりんな1年だった。何もしてないのに、あれっ? と思ったら12月だったという感じだ。
コロナ感染が怖くて引きこもって何をした……ということもない。1週間から10日分の食料を買って来て、また家に閉じ籠もっていた。
東京と軽井沢の往復は、私が高齢者で感染しやすいからと、友人夫婦が何度も車で送り迎えをしてくれた。そしてお籠もりをする私に、野菜を送ってくれる人やお惣菜を送ってくれる人がいたりと、人の情けにウルウルの1年だった。
コロナウイルス予防のグッズを下さる人もいて、何が何だか分からないうちに過ぎた1年に、私を泣かせる出来事は沢山あった。
私を泣かせるのには意地悪だけではない。私には『優しさ』と『情け』が一番胸を熱くし、涙を誘うのだと改めて気が付いた。
○それにしても、夫が逝ってからよく泣いたなァ。もちろん人前で泣くようなはしたないことはしない。一人ぽっちの時に、いろいろ思い出してはウルッ!
○それにしても、早く普通の暮らしに戻らないかなァ! マスクで肌は荒れるし、手洗いで手はガビガビになるし。
○それにしても、人と顔の動きを見ておしゃべりをすることが極端に減った。電話では意志の疎通が今までのようにいかなくなって、コロナが収まったとき、今まで通りの人間関係に戻れるのかどうかちょっと心配。
○それにしても、アベノマスクも国勢調査の書類も、高齢者優先のインフルエンザワクチンの通知も、とうとう私には来なかったなァ。
……って、グダグダと言っているうちに2020年は終わってしまう。不要不急の外出は出来なかったけれど、健康なままで人の優しさと情けに触れて、私は幸せな1年だったのだ。
幸せだと思うことが1番の幸せだもんな。

この1年、くだらないブログを読んで下さってありがとうございました。来年も衰えゆく脳ミソに鞭打って(この鞭はミソに打つので、長ネギがいいかも)頑張りますので、どうぞ炎上だけはお避け下さい。
新しい年が穏やかであることを願っております。

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2020.12.28 Mon 移ろい……2