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内田康夫夫人であり、作家・エッセイストでもある早坂真紀の随想を不定期でお届け致します。

春近し

2017.2.2 Thu

リビングに差し込む日足が、『あっち向き』だったのが少しずつ『こっち向き』になってきて、日の出や日没の太陽の位置が、やはり北寄りになっていた。
向かいにあるビルに反射する日光も、南側から徐々に北側に移動している。
北欧はこれから少しずつ白夜に向かっているのだろうな。極夜から解放されるって、胸がときめくのかな?
そういえば国民の読書率は、南の島の人たちより、北欧の人たちの方が圧倒的に高いのだそうだ。本を読まなくなった日本人は、南の島と北欧とどちらに入るのだろう。
テレビによると、昼間の時間が1月1日より30分ほど長くなったそうだ。
トランプがどうした、夫がどうしたと言っていても春は確実に近づいているのだった。
東京の都心にいても、キュウリやレタスを季節に関係なく売っていても、日差しの固い柔らかい、風の冷たさにだって季節を感じることはできる。
しかし春が近づいたとはいえ、今日の夫の散歩はまだまだ南極探検隊かな?

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