内田康夫夫人であり、作家・エッセイストでもある早坂真紀の随想を不定期でお届け致します。

頑張ったね

2020.5.19 Tue

コロナ感染を広げないために、不要不急なことがないかぎり『お家で過ごそう』で、かなりの人が外出を我慢した。
感染が広がっているのに「退屈だから」だの、「パチンコ屋が開いていたから」などと出かけたり、生活用品のお店はいつも通り開いているのに、なぜか普段よりスーパーが混雑していたりしていた。
テレビを見ていたら、インタビューに答えて「毎日来ないと気が済まない」という主婦もいた。これでは感染の終息も先送りだと思った。
『必要至急』な場合は仕方ないが、『お家で過ごした』人が圧倒的に多かったようで、やっと感染者が減ってきたようだ。
外出を我慢している人たちのために、テレビを通してスポーツマンや芸能人や音楽家の方たちが、それぞれ工夫した楽しいメッセージを送っていた。
私はと言えば……、別にネームバリューも発信力も影響力ないけれど、私のブログを読んで下さっている方の、せめて退屈しのぎになればと、週一程度だったブログを頑張った。
4月は11回、今月も今日現在で10回。
頑張ればまだ書けるじゃん！　この年齢にしては、まだ感性もわずかだけど残っていたじゃん！　と、ちょっと感激。
「自分をほめてやりたい」と、オリンピックのバルセロナ大会で銀メダルに輝いたマラソンの選手も言っていたっけ。だから私も真似して「自分をほめてやりたい」、だから「何かご褒美を買ってやりたい」と言っても、まだまだ必要至急の用事もないので週一の買い物の時、お刺身を買ってこようっと。
でもわずかに残っていた感性も途切れてきたみたい。やれやれ！