内田康夫夫人であり、作家・エッセイストでもある早坂真紀の随想を不定期でお届け致します。

○○探検隊

2017.4.27 Thu

夫の散歩の時の装備（服装）で南極や北欧の探検隊……って書いたけれど、よく考えたらちょっとヘン！
南極から北欧だなんて地球の南と北と、真逆じゃないか……ということに気がついた。これでは移動するのに大変だ。でも北極には大陸はないし、北欧（私の中ではフィンランドやスウェーデンのつもり）にするのなら、南極ではなくグリーンランド探検隊にしておけばよかったかな？
これが単細胞な私のエッセイだからいいようなものだけど、小説だったら校閲から「？？？」が入るところだ。
前置きはこのくらいにして……。
このエッセイを読んで下さっている方から、「最近のお散歩はどこの国の探検ですか？」と聞かれた。
もう初夏の陽気だし、最近は東京探検隊でもいいのだけれど、夫は療養中で体力が落ちているはずだ。だから風邪の用心のためにシャモニーやフランクフルトあたりかな？と答えておいた。
正直に言うと、どこにしようかなと悩んだのだけれど、この両エリアから友だちが来て下さったこともあり、思いつきと自慢と見栄を兼ねただけだ。
日本より緯度が高いから、まあ東京より気温が低いかな？と、単純な発想だ。
前世イギリス貴族としては、ロンドンにすればよかったと、ちょっと後悔。
しかし、シャモニーやフランクフルト探検隊って、どんな？