内田康夫夫人であり、作家・エッセイストでもある早坂真紀の随想を不定期でお届け致します。
ネジ
2016.8.5 Fri
ヘルパーさんが「お部屋にネジが落ちていましたけど、車椅子のではないでしょうか」と、2本のネジを持って来た。
さっき車椅子を押していたときは何の不具合も感じてなかったので、「もしかしたら、私の頭のネジかもしれない!」と言うと、ヘルパーさんと夫、そして居合わせた編集者のみんなが大爆笑。誰1人として否定をしない。なんてこった!
ヘルパーさんがきちんと車椅子をチェックしたけれど、何も不具合はなかった。
やっぱり私の頭のネジかも……。
連日のこの暑さだもの、ネジの1本や2本、緩んだり抜け落ちたりするさ。