内田康夫夫人であり、作家・エッセイストでもある早坂真紀の随想を不定期でお届け致します。
ツキ
2018.11.5 Mon
他人に言わせると、私の人生はついているそうだ。
そうかなァと思う。でもついているのかな?
セブンイレブンで買い物をした。nanacoカードのポイントの切れそうなのがあるので、それを使って牛乳とお豆腐と豆大福2個, etc.を買った。
店員さんが1本クジを引いて下さいって。なんと『特濃カフェオレ・極』が当たった。
たった1本引いただけなのに……。
以前も5本引いて4本も当たったこともある。3本引いて2本当たったこともある。
ついているのだろうか。いや! ついてない。
カフェオレや生茶などでツキを使ってしまうなんて、ついてない。
以前夫の指示で、年末ジャンボ宝くじを10万円も買ったときはスカだった。毎年買っているけど当たったためしがない。
やはりついてないと思ったが、いや! 事務局のスタッフはセブンイレブンのクジはおろか、宝くじも当たったためしがないと言っていた。
だったら、私はついているのかな? と思いながら、今年もたぶん年末ジャンボ宝くじを買うだろう。「毎年1000万円使って70年、2000万円使って35年」なんて言いながら。
35年? 私、生きてないなァ!