内田康夫夫人であり、作家・エッセイストでもある早坂真紀の随想を不定期でお届け致します。

行って来た

2017.1.22 Sun

※初めにお断りします。
私のホームページへの投稿（って言うのかな？）は、私自身ではアップロードできないので、まず事務局へ送ります。それを事務局でアップロードしてくれるのですが、私の事務局への送信が深夜だったり早朝だったり、事務局の休みの日だったりなのです。
それで実際の私の行動の日にちがアップロードの日にちと合わないことがあります。
これからもそのことをお含みおきいただきながら、お読みいただけるとありがたいです。

……ということで、21日（土）14時少し前に行ってきました。もちろん『内田康夫と渋谷展』です。
この日は学芸員さんによる展示品説明があると聞いていたので、22日が最終日でもあるしで突然行ってきたのです。
誰にも言ってなかったのに、タクシーを下りるとニコニコと『……渋谷展』のスタッフが待っているではないか。「えッ？」と怪訝な私に「たぶん来てくださると思ってました」と、私は読まれていたのだった。
榎木孝明さんも顔を出して下さいましたと、うれしそうだ。
私の予想以上の方がいらしていてびっくり。そして学芸員さんの説明が始まった。
私は後ろの方に引いていたのだが、持ち前のサービス精神と出しゃばり精神がむくむく。しゃしゃり出てしまって、その当時の裏話などを披露してしまった。そして説明が終わり、参加者の方が「先生のお加減は、その後いかがですか？」に「会員さんに会いたい……、もう忘れられたかも……」と言っていたとお伝えすると「忘れてなんかいません！」
私、涙腺が緩んでしまって、ちょっと困った。
でも、なんて幸せな『センセ』。私は鬱になんてなっているヒマはない。しっかりと夫を守らなくては。
心温かい日だった。