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内田康夫夫人であり、作家・エッセイストでもある早坂真紀の随想を不定期でお届け致します。

変化

2020.10.9 Fri

何年ぶりかの友人と会ってお茶をすることにした。彼女、ふっくらとしていた。 「最近、コロナの外出自粛のせいで出無精になっちゃって」と言っていたが、これは出無精ではなく『デブ症』じゃない?なんて、でも、それは口にしてはいけない。
でも他人のことは言えない。私もトシのせいか、自分を甘えさせたせいか、お腹回りの筋肉がわがままになって、私の命令にすっごく反抗的!また私も気が弱くて筋肉の反抗に逆らえなくて、言うがまま。おかげで10年前のタイトスカートは 完全に全滅。
経済的なことも考えて、筋肉のわがままを許すべきではなかったのだ。
以前の私は200グラム単位で体重を維持していたのに、これは『誤差』だ……なん ていう言葉にちょっと甘えていたかも。
以前よりふっくらとしていても、彼女の足はきれいだった。
私の父の足は細くて短くて膝下が曲がっている(父よ! 許せ!)。母の足はモモは太いけど膝下はストーンとまっすぐで長い。
結局私は両親の悪いところを引き継いで、モモが太く膝下が曲がっていて短くて細い(なんのこっちゃ)。
こんな愚にも付かないことでも、手を消毒してマスクをして、距離をとっていても、久しぶりのおしゃべりは楽しかった。
久しぶりのおしゃべり……。ほんとうに久しぶりだった。
東京発着のGO TOトラベルが解除されて、コロナ感染者数が再び増えて、また自粛要請が出るのだろうか。
いまでも私は買い物も週に1度で、空いているころを見計らって出かけている。 友人と会うのもほぼなく、メールか電話だ。
これから社会様式、家族・友人などとの付き合いかたも変化するのだろうな。

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